ダイエットサプリを上手にとる方法

たんぱく質プロテインの吸収を高める方法

メドレックス病院長チェ・スンホ

夏が近づく約4-5か月前から体型管理にいそしむ方がいますよね。1~２ヶ月で無理に行うダイエットは後遺症の危険もあるため、3～４月頃から根気よくダイエットを行った方が健康はもちろん、リバウンド防止のためにも良いでしょう。ダイエットに欠かせないのは、まさにたんぱく質（プロテイン）です。たんぱく質の摂取は筋肉を形成するのに必須で、筋肉がつくことで男女とも弾力のある素敵なボディを手に入れることができます。また、筋肉量が増えると基礎代謝量も増加し、太りにくい体質になります。

- 基礎代謝量
筋肉を支えるために自然消費されるカロリー量、高いほどカロリー消耗量が増加して筋肉量に比例

消化吸収が難しいたんぱく質シェイク

たんぱく質（プロテイン）を１日１食として摂取するとたんぱく質を補うのはもちろん、炭水化物と脂肪の摂取を減らせるため、多くの方がこの方法を取り入れています。通常は、牛乳と混ぜてシェイクして飲むことが多く、これも一つの方法ですが、乳糖不耐症の人には不向きです。

乳糖不耐症とは、牛乳の成分を消化吸収できずに腹痛や下痢を起こす症状のことですが、人によって牛乳の成分を消化吸収できる体質が異なるために起こります。ほとんどのプロテインは牛乳たんぱく質で作られ、牛乳を入れて飲むことでお腹の調子が悪くなる症状が現れることがあるのです。

長い間消化吸収を高めながら摂取する方法

たんぱく質はダイエットに必要不可欠ですが、消化吸収されなければ何の意味もありません。私も牛乳をうまく消化できない体質なので、牛乳と混ぜずにプロテインを摂取する方法はないだろうか？と悩み、次の二つの方法を試してみました。

一つ目の方法
最初はそのまま食べてみました。すると、唾液腺が刺激されて唾液が分泌します。ご存知のとおり、唾液の中には消化酵素が含まれており、よく噛むことで１次消化されます。たんぱく質の消化分解は胃から分泌されるペプシンや酵素によりますが、たんぱく質サプリには、たんぱく質だけでなく他の成分も含まれている場合が多いです。そのため、液状で飲むシェイクは１次消化をスキップすることになります。ただ、粉末が口蓋にくっつくのが少し厄介な点です。

２つ目の方法
今度はりんごを薄切りにして粉末をトッピングしてみました。りんごから程よく出てくる果汁によって食べやすくなり、味も美味しいです。一方でカフェにこのようなメニューがあったらどうだろうかとも考えてみました。こんなヘルシーなメニューがあれば、私は毎日訪れそうです。

それ自体で消火吸収率の高いたんぱく質

食べる方法によって長期間摂取可能かどうかや消化吸収率が変わってきます。また、最初にたんぱく質がどんな原料で作られたのかによっても消化吸収率は変わります。実は、これがたんぱく質サプリの本来の役割でなければなりません。たんぱく質はアミノ酸の結合体なのでアミノ酸で組成されているかによってたんぱく質のクオリティが決まります。要するに、どんな原料で作られたのかによって消化吸収率などに違いがあるということです。たんぱく質サプリを作る原料の中で母乳と同じくらいに消化吸収率が高いたんぱく質としてヤギの初乳があります。ヤギの初乳で作られたプロテインについて検索してみてください。そして、当然ですが、ヤギの初乳成分の投入含量が高いものが良いです。ヤギの初乳プロテインをフルーツスライスにトッピングして食べることで、体に良いプロテインを長期間飽きずに根気よく摂取できるでしょう。そうすれば、ダイエットの成功率も高くなります。

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