大人が知るべき8つの予防接種
予防接種(vaccination)とは？

私たちの体に抗原を投与して抗体ができるようにすることで
感染病に対する予防能力を持たせる方法として最も基本的で重要な疾病予防手段です。

インフルエンザ(流感)ワクチン

対象

すべての成人

方法

毎年1回接種(9月～12月)
肺炎球菌ワクチン

対象

- 65歳以上：13価タンパク結合ワクチン、または 23価多糖体ワクチン

- がん、慢性疾患者(糖尿病、心臓/肺/肝臓/腎臓疾患者)、アルコール中毒、喫煙、免疫低下者

方法

時期に関係なく1回接種 (一部2回、または再接種)
帯状疱疹ワクチン

対象

- 接種対象年齢：60歳以上

- 接種許可年齢：50歳以上

方法

1回接種、生ワクチン
破傷風-ジフテリア-百日咳ワクチン

対象

最近10年以内に接種していない成人、妊婦

方法

- 基本接種を受けない場合：計3回接種

- 基本接種の後、直近10年以内に追加接種を受けていない場合：1回接種
ヒト乳頭腫ウイルスワクチン (子宮頸がん、肛門がんなどの予防)

対象

接種年齢：男女満9～26歳

方法

2～3回接種
A型肝炎ワクチン

対象

A型肝炎に対する抗体がない成人(特に慢性てんかん患者、アジア/アフリカ/南米旅行者、医療機関従事者、血友病患者)

方法

計2回接種(初接種後、6～12か月後に2回目接種)
B型肝炎ワクチン

対象

B型肝炎の抗体がない場合 (特にHBV慢性感染者の家族、血液透析や輸血をよく受ける場合、医療機関従事者)

方法

計3回接種 (初接種後、1か月、6か月後接種)
麻疹/流行性耳下腺炎/風疹ワクチン

対象

ワクチンの接種を受けたことがなく、かかったことがない、または抗体が確認されない場合 (特に妊娠前の妊娠可能期の女性、開発途上国への旅行者)

方法

最低1回接種