ゆとりのある野外運動を望まれる方には、特に相手を必要とせず、特に勝ち負けがない自転車やインラインスケートのような運動をお勧めします。心肺機能が高まるだけでなく、自転車やインラインスケートに乗りながら吸う新鮮な空気は、私たちの体が必要とする酸素を十分に供給して血液の流れを円滑にする効果があります。また、自転車運動は関節に負担をかけず、自分で運動速度を調節できる有酸素運動としてのメリットがあります。
活動的な野外運動を望むのか、ゆとりのある野外運動を望むのか、その日の気分によって運動を選ぶことにもメリットがあります。その日の気分で自分が決めるため、運動を楽しみながら、また、より精力的に取り組めるようになります。運動後は、運動に対する楽しい記憶により、また次もやりたいという動機付けになったりもします。
運動の種類、強度、時間、頻度に基づくカスタム運動が健康に役立つことは当然ですが、時には必ずやらなければならないというストレスにより運動の楽しさが消失し持続性を失うことの原因となり、運動を途中で諦めてしまう場合が多々あります。現在の運動とは少し違う、野外運動を本人が選んで楽しめるセンスが必要です。