目再手術は二重整形の失敗の原因によって変えるべき

2023-01-17 17:58

二重整形は、周りでも手術を受けた者や計画中の者も多く、美容整形のなかでも希望者が最も多い手術で、その方法も比較的かんたんだ。しかし、すべての手術がそうであるように、二重整形も副作用が発生する可能性がある。

二重整形の副作用事例のうち最も高い比率を占めるのは、「ハム目(二重整形ぷっくり目)」だ。ハム目は、医学用語で「二重肥厚症」、「前瞼板肥厚症」といい、まるでハムのように二重がプックリ膨らんで不自然な状態のことをいう。

二重整形後に副作用が発生すると目再手術を考慮するが、副作用が発生した原因を見つけてこれを解決したうえで新しい二重ラインをつくらなければならない。ハム二重の原因は、二重ラインが過度に形成されたり、眼瞼下垂を矯正せずに二重整形を行ったり、まぶたの脂肪が極めて少ない場合に発生することがある。

二重ラインを高すぎる位置に形成した場合は、患者の目の形や目を開ける筋肉を考慮して新しい二重ラインを形成しなければなりません。二重の皮膚に余裕がある場合は、現在の二重ラインと目標とする二重ラインの間の皮膚を切除することができるが、問題は二重の皮膚が足りない場合だ。

皮膚が足りない場合、むやみに切除することができないため、皮膚を保存しながらラインを低くする「二重切開修正」などの方法を用いる必要がある。目標とする二重ラインに沿って切開すると同時に皮膚を保存して、既存の二重ラインを剥離して解く方法だ。手術方法は難しく複雑な高難度手術なので、医療陣の技術力と経験があってこそ、再発や傷痕が残る可能性を下げることができる。

眼瞼下垂を矯正しなかった場合は、目元矯正で眼瞼下垂を矯正する目再手術を行う。この場合は、目元矯正のみ行っても自然に二重ラインが小さく見えるようになり問題を解決できる。まぶたの脂肪が少ないと、目がくぼんで二重ラインが大きく見えるため、まぶたに脂肪やフィラーを注入してボリュームを与えることで症状を改善させることができる。